2013年11月に大阪・阿部写真館の「ロケーションフォトプラン」をご利用になった木鋪様ご夫婦に、撮影当日の感想や仕上がりについて詳しく伺いました。
撮影から1年。阿部写真館で作ったアルバムをいつも手の届くところに置いては、定期的に見ているそうです。
プロフィール
大阪府東大阪市に在住。ご主人は1960年、奥様は1973年生まれ。職場恋愛を経て、2013年8月に入籍、同年11月に阿部写真館にてロケーションフォトの撮影をされました。お二人とも2度目の結婚で、お子様が6名いらっしゃる大家族です。趣味は旅行と食べ歩き。
「結婚式をしていなくても、”結婚した感”を感じられたのが本当に良かったです」
まず、ウエディングフォトの撮影から1年経過しました。振り返って感想を教えてください。アルバムの仕上がりはいかがでしたか?
撮影から1年。阿部写真館で作ったアルバムをいつも手の届くところに置いては、定期的に見ているそうです。
とても満足しています。自分で言うのも恥ずかしいのですが、どの写真を見てもきれいにとっていただいて…(笑)。
1年経った今でも、アルバムを見るとうれしくなります。「自分たちだけの写真集」を作って良かったなって思っています。
はじめにサンプル見せていただいたときは、「自分もこんなのができるのかな」って思いましたが、大丈夫でした。二人だけのアルバムだから、ひとつとして同じものがないでしょう? 自分たちだけの写真集というのが気に入っています。
本当に「写真だけの結婚式」を挙げることができたなって思います。
「写真だけの結婚式」。阿部写真館のキャッチコピーですね。
「『写真だけの結婚式』が夫婦ふたりの節目になった」とご主人。
はい、このウエディングフォトの撮影が私たちの結婚式になりました。
親族の前で結婚式をして、披露宴をして、という昔ながらの記念日もあると思います。そういった結婚式が夫婦の節目なら、ウエディングフォトは式の代わりになる節目。籍だけ入れようとしている方も多くいらっしゃると思いますが、そのときのふたりの記念として残しておくのも良いと思います。
私たちは、結婚式をしていなくても、十分”結婚した感”を感じられました。
「ホームページの中に『笑って下さいって言いません』って書いてあったのが決め手」
それでは今回、どうしてフォトウエディングをしようと思ったのでしょうか?
写真だけは残しておきたいと考え、フォトウエディングを選ばれたそうです。
もともとお互い2度目の結婚で、子どもたちは17~22歳と”いい大人”なんです。その歳の子どもたちの前で、私たちの結婚式をするのは気恥ずかしくて。だけど「写真だけは残したい」という気持ちはずっとあったんです。
「いつか撮れたらいいね」って話していて、大阪で撮影してくれるところをスマホで探していたらこちらを見つけました。
主人にスマホを見せながら「ここ、どうかな? 見に行こう!」って誘って、見に行くだけのつもりが、その場で決めてしまったんです。
数あるフォトウエディングのスタジオの中で、阿部写真館を選んだ決め手はどこでしたか?
ホームページの中に「笑って下さいって言いません」って書いてあったのが印象に残りました。だって、写真を撮るときって「こっち向いて笑って」っていうのが普通ですよね。私はいつも「それじゃあ、笑えへん」って思っていたんです。
私は、屋外で写真を撮ることにすごく興味がありました。スタジオの中での写真はどれも同じような感じで形が決まっていますが、阿部さんの写真はとても自由、見ていて楽しい。撮影場所まで選べるのが他とは違います。
「阿部写真館では、カフェにいるような感覚で打ち合わせをしました」
はじめて阿部写真館に来たときの印象と、お願いするまでの経緯を教えて下さい。
阿部写真館はナチュラルなインテリアの写真スタジオなので、カフェのような明るい雰囲気で撮影できます。
あの、自分が思っていた写真屋さんじゃなかったです。カメラがあるから写真屋さんなんだけど、お家みたいな、写真屋さんみたいな、…何屋さん(笑)?
そうですね、カフェに来たみたいな感覚でしたね。カメラマンの阿部拓歩さんに対応してもらって、撮影のこと、アルバムのこと、金額のことをしっかりと教えてもらいました。
最後は、阿部さんの裏表のない人柄に安心して、その場で「お願いします」と伝えました。
「最初は恥ずかしい。でもドレスを着て街に出ると気持ちが乗ってきます!」
ロケーション撮影はいかがでしたか? 撮影しているときの気持ちを教えてください。
ドレスを着て街を歩くのは一生に一度の体験!「楽しかったです」と奥様。
最初は恥ずかしかったですよ。私はもうすぐ50、妻もアラフォーですもん。年齢的にも25~30歳くらいなら勢いで良いかもしれないですけどね。でも、年齢は関係ありませんでした。
私たちが撮影した中央公会堂には学生さんや団体のおばちゃんがいて、撮影していると視線を感じます。立ち止まって見られることもあります。でも、慣れてくると「もっと見てや~」という感じになりますね。
すごい楽しかったです。こんなに丸一日主役になることってなかなかありません。
やっぱり「ドレスを着て街に出る」というのが特別で、気持ちが乗ってきます。動くたびにスイッチが入る。ギャラリーの方々も「キレイ~」って言ってくれる。
「キレイ~」と言われて、奥様のご気分は…?
「分かる、分かる。そうやろ~、キレイやろ~!」って、どんどん気持ちが乗ってくるんです。そのうち、知らない方から「おめでとう!」と声かけてもらって、祝福もしてもらえました。そのたびに思い切ってやって良かったと思いました。
「阿部さんは、本当に『笑って』と言わないで撮影をしていました」
素敵なポーズはどうやって決めているんですか?
ポーズは阿部さんがアドバイスをしてくれました。実際にポーズを作って見せてくれるので、戸惑うことはありません。
「そこに立ってみましょう。階段の手すりに肘をついて~」って言ってくれるので、「こんなんかな、ええんかな」と。
カメラマンの阿部拓歩です。少し補足させてください。阿部写真館のこだわりとして、ほぼ自然なポーズで、「笑って」とは言わないで撮影しています。
しかし、一生モノの写真を残す上で、座る位置や立つ位置はとても大切にしていて、実は細かく指定をしているんです。「あと20cm右へ寄って下さい」「座って膝を立ててみましょう」など、お客様にプレッシャーにならないように柔らかくお伝えして、お二人の自然な表情を残せるように努めています。
撮影中、どのような「会話」があって色んな表情がでてくるのでしょうか?
この写真は、道路を走る車の色を話しながら撮影しました。(撮影した写真は、インタビュー記事の下部に掲載してあります!)
阿部さんは、本当に「笑って」と言わないで撮影していましたよね。「新婚旅行はいったんですか?いいですね」みたいな友だちと話すような会話をしていたのを覚えています。
「今から撮りますよ、笑って下さい」というのは、一度もありませんでしたから、私のような写真が苦手な方もご安心ください!
撮影はお客様それぞれに合わせて行っているので、本番になるまで分からない楽しさがあります。
「何を話しかけたら、どういう表情が出てくるのかな。どう反応するのかな」とカメラ越しに見ながら撮影しています。マッサージで言うならば、”ツボを探している”ような状態ですね。
「阿部写真館のメイクさんは、いつものお化粧に手を加えてプロの仕上がりにしてくれる」
女性はヘアメイクで一段と自信が持てるようになると思います。阿部写真館のヘアメイクはいかがでしたか?
同じ撮影日に2パターンのヘアメイクで撮影しました。メイクは木鋪様らしさを一層引き出し、自信のある美しい表情へと導いてくれます。
メイクさんには事前にメールで画像を送って、こちらの希望を伝えていました。私の希望をほとんど受けてもらえたので満足です!
しかも、知らない人に顏のお化粧をしてもらうのは「いつもと違う自分」になりそうで心配でしたが、阿部写真館のメイクさんは「いつもはどういったメイクですか?」「普段使っている付けまつげにしましょう」と、いつものお化粧に手を加えてプロの仕上がりにしてくれるんです。だから鏡を見ても違和感が無くて、いつも通りの私でいられたんだと思います。いつもと違うメイクをすると、笑顔もぎこちなくなっちゃうので、ここも重要ですよね。
また、ドレスって胸元が大きく開いているし、肩から指先まで素肌を見せますよね。だから、顔だけでなく腕から指先まできれいに塗ってもらえたのも感激でした。
「私のアルバムは『もっと見て欲しい!』と思う。だからいつも手の届くところに」
アルバムが仕上がって、見た方の反応はいかがでしたか?
阿部写真館の写真アルバムは、自然な仕上がりでお友だちからの評判も高いそうです。
「うそ、ええなぁ。キレイ! スゴいなぁ! 合成?」みたいな、期待していた通りの良い反応です。
私のアラフォーの友だちは、みんな結婚式の日に式場で撮っている子が多くて、”絶対開けないアルバム”になっているんですよね。式の日はバタバタ忙しく、メイクも納得できないままで、顔は真っ白。口紅は浮いてるし、アイメイクもなんか違う。
ドレスにしても着物にしても、「着せられました、顔塗られました、座らされました」みたいなカチカチの表情の写真ばかりで、手元に残るのは「普段と違う自分」の写真になっています。だから、結婚式の写真は「絶対いや~」ってみんなが見せてくれません…。
ところが私のアルバムは違って、自然で「もっと見て欲しい!」と思う。だからリビングのいつも手の届くところに置いてあって、自分でも見られるし、人にも見せられる状態になっています。
スタジオ選びに迷っている方に向けてアドバイスを
ウエディングフォトのスタジオ選びに迷っている方に向けて、アドバイスをお願い致します。
私たちは、ネットでいろいろ見て、彼女が阿部写真館を選んで決めました。結局、私たちに接して、撮影してくれるのは「人」です。ネットだけではその辺の判断は難しい部分があるので、打ち合わせの時間を大切にしていただいて、「あ、この人に作って欲しいな」と思ったら正解だと思います。僕たちは、阿部さんに頼んで間違いありませんでした。
私自身、もうすぐ50なので「今さら写真なんて…」と思いましたし、もしかしたら「2回目の結婚だし控えめに」と考えている方もいらっしゃると思います。もし、どうしようかと迷っているのであれば一歩踏み出して、阿部さんに相談してみてはいかがでしょうか。
最後に阿部写真館に向けてメッセージをお願い致します。
「写真ってええなぁ」というのを実感しました。今回は写真を撮ってもらったことはもちろんですが、アルバムという「カタチ」に残せて良かったです。
結婚したときの二人を残せたので、2年目、3年目と、どんな二人になっているのかも写真にして大事にしておきたいです。
またこれからも私たちの写真を撮ってください。よろしくお願いします。
カメラマンの阿部拓歩(後ろ右)、スタッフの阿部藍(後ろ左)と一緒に。
「これからも、二人の記念日を写真に」